平成21年度学校経営計画
〔T〕目指す学校
学校の教育目標である
・ 学んだ知識を有効に活用して、自ら考えて行動する人間(自主・自律)
・ 相手の気持ちを理解できる優しさや、思いやりのある感性豊かな人間(慈愛の心)
・ 社会の一員としての自覚をしっかりと持ち、社会に貢献できる人間(責任感)
の育成に向けた教育を推進するため、以下のような学校づくりを目指す。
・ 生徒の実態に応じた学習内容、学習方法による指導を行い、自ら学ぶ意欲・姿勢と基礎・基本的な学力を身につけさせ、自己の進路希望をかなえることができる学校
・ 充実した生活指導により、正しい生活習慣や社会における基本的なルール・マナーを身につけさせ、将来にわたり社会に貢献できる考え方・行動をとれる人間を育てる学校
・ 学校行事、HR活動、部活動、生徒会活動等に積極的に参加することを通して、学校への帰属意識、本校生徒であることの誇りを持たせ、自信に満ちた生徒を育てる学校
・ 学校の情報をひろく社会に発信し、保護者・地域社会と協力し連携を深め、理解と信頼を得られる学校
〔U〕中期的目標と方策
1 習熟度別授業や少人数指導の授業を取り入れ、基礎・基本的な学習内容の定着を図る。(学習指導)
2 教育内容・指導方法を改善し、生徒が分かる授業を展開し、生徒の学習意欲の向上を図り、自主的学習態度を養い、自己の進路希望実現を目指す。(学習指導、進路指導)
3 インターンシップを充実させ、正しい勤労観や豊かな感性を育て、地域社会とのつながりも深めていく。(進路指導、特別活動・部活動、地域交流)
4 近隣の幼稚園・保育園や老人福祉施設等を訪問し、体験活動を行うことで、奉仕する態度や他人を思いやる優しい心を育てていく。(学習指導、進路指導、生活指導、地域交流)
5 健康的な生活習慣や規律と礼儀を重んじ、生活規律・授業規律を確立する。(進路指導、生活指導、健康づくり)
6 セーフティー教室などを通して、生命尊重の視点に立った生活指導、安全指導を徹底し、生徒の健全育成を推進する。(生活指導、健康づくり)
7 学校行事、HR活動、部活動に積極的に取り組むことにより、良好な人間関係を築き、体力・気力の充実を図り、自ら心身を鍛える態度を養う。(特別活動・部活動、健康づくり)
8 スクールカウンセラーの活用を図り、教職員のカウンセリング・マインドを充実させ、組織的な教育相談体制を確立し、生徒の悩みの解消や、不登校生徒を減少させる。(健康づくり、学校経営・組織体制)
9 教育活動内容を地域に発信し、近隣中学校との交流、学校施設開放事業等を積極的に行うことにより、地域に貢献できる学校づくりを進めていく。(募集・広報活動、地域交流等、特別活動・部活動)
10 授業公開や学校説明会等を積極的に行い、生徒の授業評価、学校運営連絡協議会の評価等を生かし、学校運営の改善を図っていく。(学習指導、募集・広報活動、学校経営・組織体制)
〔V〕今年度の取組目標と方策
1 教育活動の目標と方策
【学習指導】
@ 生徒による授業評価活用、研究授業・校内研修を充実させ教員の授業力を高め、生徒一人一人が達成感・充実感を実感できる授業を行う。(2,10)
A 習熟度別授業や少人数指導授業を充実し、生徒一人一人の個性や学力に応じた授業を展開し、確かな学力を身につけさせる。(1)
B 生徒に分かる授業を行い、生徒の学習意欲を喚起し、きめ細かな指導をとおして、基礎・基本的な学力の定着を図る。(1,2)
C 補習・補講や個別指導等を充実させ、それを通して生徒自らが進んで学ぶ意欲をもち、自主的に学習に取り組む姿勢・態度を養う。(2)
D 各教科の連絡調整・研修機能を十分に活性化し機能させ、指導内容・方法を工夫・改善し、評価精度を高め、生徒の学力向上を推進する。(1,2)
E 保育実習や福祉施設等での体験活動や奉仕活動など、奉仕・体験的な学習活動をとおして、社会に積極的に貢献できる行動や考え方を身につけさせる。(4)
【進路指導】
@ 担任、進路指導部が連携し、各学年の年間計画に沿ったキャリア教育の実施、進路に関する情報・資料の生徒への提示など、入学段階から生徒に自己の進路について考えさせる。(2)
A 進学指導、基礎学力定着指導、各種資格取得のための講習・補習を充実させ、自主的に学習に取り組む姿勢・態度を育成し、進路希望実現につなげる。(2)
B インターンシップや保育実習などを通して、多くの生徒に就業体験をさせ、正しい職業観・人生観を育成する。(3)
C 卒業生や外部講師による進路ガイダンス等の内容を充実させ、社会人として必要な知識・マナーや礼儀等を生徒に確実に習得・定着させる。(3,4,5)
【生活指導】
@ 頭髪指導、服装指導、遅刻指導を徹底し、保護者と連携をとりながら生徒の基本的生活習慣を確立させ、規律ある学校生活を送らせ、社会性を身につけさせる。(5)
A 学校生活の柱である授業を大切にさせるため、携帯などの授業に必要のないものを教室に持ち込ませないなど、授業規律を徹底し、授業に集中して積極的に臨む姿勢を培う。(5)
B セーフティ教室等を実施し、生命を尊重する態度、危険から身を守る態度、自他を大切にし思いやる心を養う。(6)
C 公共物を大切に扱う態度や、公園などの公共施設の利用規定を遵守させるなど、生徒の規範意識を高める。(5,6)
D 学校内外での美化活動を通じ、勤労・奉仕・社会貢献の精神を培う。(4)
【特別活動・部活動】
@ HR活動を充実させ、学校行事・生徒会活動等に生徒・教職員が一体となって自主的・意欲的に取り組むことで、生徒の学校への帰属意識を高め、個性の伸長を図り、安定・充実した学校生活を送らせる。(7)
A 部活動への積極的加入を促し、活動させることで心身の鍛錬、良好な人間関係づくりを推進し、近隣中学生への部活動指導や地域活動にも積極的に参加し、達成感・満足感を実感させる。(3,7,9)
B 読書に親しむ環境を整備し、豊かな感性を持った人間の育成を図る。(3)
【健康づくり】
@ 喫煙防止を含む薬物乱用防止、エイズ・性・食に関するものなど様々な安全教室を実施し、健康的な生活習慣の確立、健全育成を推進する。(5,6)
A 不登校や悩みを抱えている生徒・保護者が、気軽にスクールカウンセラーと相談できる体制を整え、メンタル面での健康管理・健康相談を推進する。(8)
B 朝のSHRを活用し、生徒の状況把握、適切な対応・指導を通して、生徒に自己の生活・健康管理を意識させ、基本的生活習慣の大切さを理解させ身に付けさせる。(5)
【募集・広報活動、地域交流等】
@ 地域清掃などのボランティア活動をはじめ、インターンシップ、近隣の幼稚園・保育園・老人福祉施設等での奉仕・体験活動、地域防災訓練への参加等を通じて、地域社会との連携・交流を深める。(3,4)
A 中学生対象の授業公開・体験入学を充実させ、中学生に高校での教育活動を直接体験してもらうことで、本校への理解を促進する。(9,10)
B 合同学校説明会、学校独自の学校説明会や学校通信の配信等を通じ、本校の教育活動を広く都民に知らせるとともに、教職員全員が中学校を訪問し、本校の状況を説明することで、中学生の適切な進路決定の役に立てるようにする。(10)
C 学校施設開放事業の実施や特色ある公開講座を開講し、地域に貢献できる学校づくりに努める。(9)
【学校経営・組織体制】
@ カウンセリング委員会の組織を活用し、生徒のメンタル面での健康管理・健康相談を推進し、不登校生徒、様々な課題を持つ生徒への対応を組織的に行っていく。(8)
A 「生徒による授業評価」、研究授業や生活指導上の事例研究等を中心にした校内研修を充実させ、授業改善、生徒への対応の仕方等、教員の資質向上を図る。(10)
B 経営企画室を、学校から都民へのサービス窓口とするとともに、全教職員が学校経営計画に基づく教育活動が円滑に遂行できるよう、経営企画機能を充実させる。(10)
C 学校経営計画の推進状況について、企画調整会議で定期的に確認・点検し、また各回の学校運営連絡協議会で報告し、協議委員からの評価・提言を逐次頂くことで計画の達成を図っていく。(10)
D 生徒が安全な環境の中で学校生活が送れるよう、全教職員が共通理解・共通認識を持って組織的に安全管理にあたる。
E 教務部・改善委員会を中心に学校内外の募集活動に関する計画・立案、これらに関する教職員の研修の企画・実施など、組織的な活動ができるようにする。(9,10)
2 重点目標と方策、数値目標
@ (学習指導)予習・復習の重要性を理解させ、興味・関心のある事項の自発的学習を促すため、放課後あるいは家庭における学習習慣の定着を図る。
☆数値目標 放課後あるいは家庭における学習時間が1日30分以上である生徒を増やす。
21年度目標 全生徒の40%以上 (20年度実績 25%)
A (進路指導)進学・就職実績を向上させ、進路未決定者を減少させる。
☆数値目標 進路未決定者数
21年度目標 20%以下 (20年度実績 24%)
B (特別活動・部活動)充実した学校生活をおくらせるため、部活動への加入を促し、部活動を活性化する。
☆数値目標 体育系クラブ:公式戦等に出場し、半数以上の部が上位入賞を目指す。
(20年度実績 1/3)
文化系クラブ:コンクール等、校外行事に約半数の部が積極的に参加。
(20年度実績 1/3)
C (特別活動・部活動)図書館の機能を活用するなど、本を読む習慣の定着を図る。
☆数値目標 一人あたりの平均年間読書量(単位:冊)
21年度目標 10冊 (20年度実績 7冊)
D (生活指導・健康づくり)朝のSHRを活用し、遅行指導を充実させ、基本的生活習慣の定着、健康づくりを推進する。
☆ 数値目標 年間50回を超える遅刻者数を減らす。
21年度目標 10%以下